◯アエロリット
▲ミスパンテール
△アドマイヤリード
△ジュールポレール
春の府中、5週連続G1開催の中では存在感の薄いヴィクトリアマイル。
馬柱を見ても、デアレガーロ以外は完全にここを標準に合わせたローテーション、高速馬場で目一杯仕上げられた馬同士の地力が問われるレースになる。
◎リスグラシューが末脚を生かしての高速決着。
東京マイルは高速馬場でも前に行った馬が止まらない、というよりハイペースの中を目一杯の上がりで差し込んできた馬が好タイムを出す流れになる(NHKマイルの時もこんなこと言ってたな)。
8枠16番も広々東京コースならむしろ伸び伸び走れて好材料。
差しの脚質だが、いつも出遅れていた3歳時と比べて中段好位を取れるようになったことも成長の証。
GWはお休みだった武豊、存在感を発揮するのはこれから。
◯アエロリットはリスグラシューより前の位置が取れる。
去年のNHKマイルを好タイムで制した実績が、今の馬場なら3倍増しで心強い。
鞍上の戸崎が乗り替わりな分だけの次点評価。
▲ミスパンテールは4連勝中。
上記2頭との比較では牡馬相手の重賞実績がないが、そこはこれからという解釈で突き抜けるケースまで想定。
「普段の調教でも左回りのほうが行きっぷりがいいくらいで…」との昆調教師のコメントを信用したい。
△アドマイヤリードは近走冴えないが去年の覇者、△ジュールポレールも近走冴えないが去年の3着馬。
最後の△レッドアヴァンセは無欲の北村友一が引き出すディープインパクト産駒の決め手に期待。
明日の府中は15時から「弱雨」という天気予報が出ているが、馬場に影響が出るレベルではなさそうでやはり高速決着だろう。
馬は脚元に気をつけて、私は折り畳み傘を忘れずに競馬場へ行く。