雨風に弱い横浜線はすぐにストップするだろう。
我が家には0歳児と5歳児。
というわけで昼まで働いて早退した。
「帰れる人は…」の体で早帰りが奨励されてはいたものの、実際その通りにする人間には冷たい視線が向けられるのは覚悟していたこと。
午後になって想定より雪が強くなった頃、遠方から通う人間に上司から「早く帰ったほうがいいから」とこの時は優しくも具体的な指示があったと聞いて、俺は時代が早かったなあと思った。
14時過ぎにはすっかり雪景色の府中になっていたもんだから、庭で息子と雪合戦。
15時、17時、19時の三連戦。
父親に雪玉を当てるのが楽しくてたまらないらしい。
俺は妻に向かって投げたかった。
明日の朝も雪合戦したいって。
そんでもってお風呂入って体を温めてから保育園行きたいって。
5歳児は38歳児より元気、当たり前か。
いいよ、一緒に遊ぼう。
パパはもう覚悟を決めた。
明日の朝の電車のことなんて気にしないで夜更かしするから。