わたらせ渓谷鐡道 足尾方面(後編)

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前編はこちら。http://tsumetaimizuburo.hatenablog.com/entry/2017/09/10/222321

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引き続き、足尾の街を歩きます。

先ほど降りたわたらせ渓谷鐡道の駅は通洞、この辺りが足尾の市街地ということになっています。

市街地…

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足尾なんだから足尾駅があるだろ、というわけで足尾駅まで歩きます。

通洞駅から足尾駅までは1キロほど、2〜3時間に1本の列車を待つ選択肢は浮かびすらしませんでした。

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パラパラと雨が落ちてくるような空模様だったのに、気合いを入れて歩き出すと晴れてきて暑くなって汗ダクダクです。

世の中、こんなもんですね。

夏の終わりと秋の始まりを行ったり来たりするような一日でした。

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好ましい佇まいの足尾駅着。

虫の声しか聴こえません。

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足尾はかつて足尾町でしたが、今は合併により日光市の一部になっています。

足尾町足尾銅山バリバリ全盛時は人口3万超、合併時にはその10分の1以下になっていました。

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わたらせ渓谷鐡道も、元々は国鉄足尾線でした。

廃止になられては困るという周辺自治体の意向もあって、平成元年から第三セクターのわたらせ渓谷鐡道となって存続しているわけです。

わざわざ「鐡道」と表記しているのは、金を失うと書く「鉄」の字を使いたくなかったからなのです。

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足尾駅にはこうして国鉄足尾線時代の車両が保存されています。

相当に痛みがきてますが、これはもう仕方がないかと思わされてしまいますね…

現役のわたらせ渓谷鐡道の車両すら、老朽化でヤバい感じになってきてますから。

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労働時間とは、こうであって欲しいものです。

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追放しましょう。

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わたらせ渓谷鐡道の終点は間藤です。

駅の並びとしては通洞→足尾→間藤、です。

この間藤から先はかつて貨物線があり、そこに足尾本山という名の駅を設置する構想もあったようなのですが、立ち消えになってしまいました。

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間藤駅周辺もまたこんな雰囲気なので、新駅開設はさすがに無理でしょうね。

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工場は現役です。

設備投資されてる雰囲気はありませんでしたが。

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そろそろ帰ろうと思います。

お店も開いていないので、長く滞在すると不安になってきます。

鉄道旅行者は。

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特にまとめもないのですが、それではまた。