高松宮記念予想

f:id:tsumetaimizuburo:20170326112546j:image

◎セイウンコウセイ

毎年馬場状態を巡ってなんやかんやと評されるイメージのある高松宮記念。今年もまた小雨の天気に稍重発表の馬場と、正直どう予想に反映していいか分からない状態。ゲート入り直前に雨が強くなって「どうしてこんなに降るんや」とスギノハヤカゼ田島裕和が愚痴っていた年のようになるかも(あの時の勝ち馬はシンコウフォレストだったか)。先行力があってダート実績があって中距離を使われたこともあるこの馬、スプリントの専門家よりもおそらく引き出しの中にしまいこまれている「何かの能力」の数は多い。昨日の日経賞、前走の重賞初挑戦で2着したシャケトラが今度は勝ち切った。セイウンコウセイの前走も重賞初挑戦、シルクロードSで2着。こういう流れは続くもの、今度はセイウンコウセイが勝ち切る。

 

○レッドフォルクス

昨秋のスプリントG1覇者、デムーロ騎乗ということで重視することは間違いない。今年初戦、休み明けの形だが鉄砲実績からして心配はない。気になるのは今や国内感覚で出走レースに選ばれる香港とはいえ海外遠征帰りであること。その分割り引いての2番手扱い、能力は高評価。

 

シュウジ

当日まもなく正午の時点で単勝6.6倍の4番人気。前走コケたのが人気のブラインドになってくれればおいしい…と思っていたのだが、こんな感じか。この馬は適当に出遅れたりとか挟まれたりとか、馬が怯まない程度の不利を受けてくれたほうが差し脚が生きて勝ちきれそう。

 

△メラグラーナ

今年初戦、高松宮記念の前哨戦をしっかり勝って臨んできて鞍上戸崎。牝馬の5歳に残された現役生活はそう長くない。目イチの仕上げで出走してきていると踏んで、粒揃いの牝馬陣の中では最上位に評価。

 

レッツゴードンキ

こちらも牝馬5歳。すでにG1タイトル持ちでメラグラーナとの比較ならこちらを上に取りたいところだが、あまり追い切りの評判が良くないところで牝馬の次点に。

 

ソルヴェイグ

牝馬の3番手評価。以前道悪馬場でのめっていたという陣営の声が気になる。どんな馬場でのレースになるのか、馬券の購入はそこのところを見極めてから。