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モノに嫌われた俺の話

日常

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一昨日、定期券を失くした。

suica定期券。

失くした場合の手続きを調べて、約1000円の手数料で再発行可能なこと、駅に紛失を届け出ると翌日に再発行した定期券を受け取れることを知った。

財布を失くすよりダメージは少ないが、それでもどこかに俺の定期券が落ちていると思うと気分は悪い。

見つかって欲しいが、誰かに拾われるのもまたみっともない。

そんなことをゴチャゴチャと考えていたら会社の帰り、鞄の中の片隅の片隅のようなポケットから定期券が見つかった。

とりあえずよかった、そこまでが一昨日の話。

 

そして昨日、定期券を失くした。

信じられなかった。

家を出て、会社の最寄駅の改札を出るまではしっかりと持っていた。

昨日の今日のことだから、その後も定期券のことは意識して持っていたつもりだった。

だが失くした。

鞄の中の片隅の片隅のさらに片隅のポケットまで探しても、ない。

スーツ、コートのポケットにもない。

会社の机の引き出しにもない。

連日、定期券を失くした。

2日目はついに出てこなかった。

馬鹿にもほどがあるだろうよ。

俺、なんだこりゃ。

 

あの定期券は、俺を嫌って自分の足で出て行ったのではないか。

それくらい、心当たりがない。

それとも、パスケースが俺を嫌っていたのだろうか。

藤沢駅で買った、江ノ電モチーフのパスケース。

買ってすぐ失くした、というわけではないので、じわじわと俺に愛想を尽かしていって、我慢の限界がきたというイメージか。

それなら、もういいよ。

嫌いなヤツと一緒にいる必要なんてないよな。

定期券もパスケースも、好きなところに行ってくれればいい。

今まで拘束してごめんな、とすら思う。

 

窓口で定期券の再発行をお願いすると、係の人は前のお客さんに新横浜からの新幹線の切符を売ってた時とは打ってかわって冷たい表情になって、無言で記入用紙を差し出してきた。

 

まあ何かと、つまらないですね。