この週末は家族で湯河原に行くと言ったら「公用車で行くんですか」と返してきたヤツがいた。
湯河原といえば舛添要一前都知事、別荘は売ったんだか売ってないんだか。
もう、すっかり過去の人になった。
海辺を湯河原中学校の子たちがランニングコースにしているようで、いいなと思った。
本人たちは苦しいし、見慣れた風景だし、なんてことはないんだろうけどさ。
この湯河原町には中学校は1校だけ、そして高校はない。
やはりジリジリと人が減っている今の時代。
たまに東京から遊びに来ただけの人間が、そう簡単に「ここはいい所だね」なんて言ってはいけないのだろうか。
いけないんだろうな。
帰りを待つ。
要は昼は喫茶店、夜は酒を中心にということなんだろうけど、「コーヒー&スナック」の看板が湯河原ではスタンダードなのか。
杖をついたお年寄りがどこのバス停にもポツンポツン。
ホテルは多いけど、観光に特化というわけでもなくて、生活感のある街。
新幹線の駅が置かれなかった東海道の街は実に魅力的。
というのもよそ者目線でごめんなさい。
落としていくお金もなくて、ごめんなさい。
ここでは確実に、100円払いました。
甘さより酸っぱさが上回ったみかん。
信じてくれて、ありがとう。
子どもが「また来たい」と言ったからまた来る。
家族での生活とは、そういうもの。
俺が舛添だったら、上手くやったのになあ。
公用車じゃなくたって、特急踊り子のプレミア感の薄いグリーン車を使えばいいだけの話だったろうに。
緊急なら、ハイヤーで都庁に向かえばいいだけの話だったろうに。
どこまでいっても満足しない男だったんだろうな。
ダービー馬の馬主ですらあったのに。
あ、それから有馬記念はホテルで観ました。
そんじゃ、またね。