『壇蜜日記2』(壇蜜)

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「その男の出身地から察するに寂しがりなのだろう」

 

 「死なないのは偶然だった。母も私も大事な者が死んで居残りのように生きている時期があったじゃないか」

 

「ここまで子供が苦手な理由は自分が子供だった頃に他の子供とウマが合わず、相手にされなかったからだろう」

 

「CM(広告)という仕事はこの世界で生きるものならば誰もが理想的と思う仕事の形態だろう。一日で金銭感覚が狂うほどの見返りがやってくるのだから」

 

「実家の最寄駅近くにある喫茶店は日本語に訳すと『くろねこ』という。ピザトーストも、ミックスサンドも、アイスココアも全てここで知ったのだ」

 

「『お前じゃない』と言う者は、自分もクジにはずれた者」

 

「それでも多くの人々が来てくれて握手できたことは何よりも嬉しかった」

 

「秋田で朝をむかえる。夕べの温泉や睡眠が肌の色艶を良くしてくれて罪深い。元気で美しいなんて私には似合わない」

 

「『猫に似てますね。男にだけは擦り寄る感じが』…これを褒め言葉と受け取れるほどに私の心も広くないのでにこやかに『滅べばいいのに』と去り際につぶやく」

 

「その後の事は想像に任せるなんてイケてる芸能人みたいな事は言わないでおく。抱かれた」

 

「寒くて仕方ないので肉食女子という言葉について考える」

 

「実は私も一昨日イメチェンした…男とモメて、自宅の鍵を変えてやったのだ」

 

「今年は大儲けこそしなかったが、やや黒字だった」