◎ソウルスターリング
話題のフランケル産駒。強え。この馬は強え。これまで2戦2勝、どちらも少頭数だったが前に馬を置いてレースをしていて、逃げてスピードでぶっちぎる勝ち方よりも信用できる。「スケールの大きな未完の大器」を輩出しがちな藤沢厩舎だが、吉田照哉氏のインタビューを見てもこの馬は違うと思わざるを得ない。素直に本命。
○ジューヌエコール
2戦2勝馬が本命、重賞ウィナーで3戦3勝のこちらが対抗。この矛盾は鞍上ルメールとバルザローナの違い…と言ってしまえばその通り。しかし逆転の目も押さえておくつもり。
▲ディーパワンサ
外国人騎手で上位独占の読み。上がり最速の4着だった前走デイリー杯2歳Sは、いかにもG1への前哨戦らしい内容。好枠を引いたレーヌミノルに松若のショーウェイあたりが引っ張ってくれて、直線はスパッと差し馬に入れ替わるレースになる。
△リスグラシュー
この馬に関しては未だ鞍上中谷でいって欲しかった気持ちが捨てきれず…完全に『競馬最強の法則』11月号別冊付録の受け売りだが、阪神1600の大外枠は分が悪い。そんなイメージはなかったのだが、読んでみれば分が悪い。力はあるよ。
△クインズサリナ
このレース4人目の外国人騎手。腕前というか、日本の競馬への対応力で言えばルメールの次かも。デビューは6月、8月の2戦目からは毎月出走と当初から大物感のない使われ方だが、三連単の3列目ならばこのキャリアが心強かったりもする。3ヶ月半休み明けのヴゼットジョリーよりはこちらを。