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さらば奨学金

日常

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大学時代に借りた奨学金、2208000円。

返還完了証とやらが届いた。

2016年10月と記されていたが、届いたのは11月だった。

日本育英会は、いつの間にか日本学生支援機構に名前を変えていた。

 

詳しい経緯を書くと気分が悪くなるのでそこのところは省略するが、俺は奨学金を借りたことについては完全に親からの騙し討ちにあったと思っている。

そして結婚後もボーナスから奨学金を返済し続ける俺のことを妻は冷ややかな目で見ていたし、酷い言葉を浴びせられたこともある。

誰だって、

奨学金のおかげで大学に行けたんだから」

「借りた金は返すのが当たり前」

「働いてるんだからその程度の金額…」

などと立派なことを言う。

奨学金の返済は、孤独な戦いだった。

味方など誰もいなかった。

返済を続けていくことよりも本質的な苦しさ、理不尽さ、やるせなさはここの部分にあった。

いろんな人間を嫌いになった。

返済を終えたが、達成感も解放感もない。

残ったのは後味の悪さと、ポンコツ中年になった自分だけ。

 

とにかく返した。

返し切った。

だからもう、綺麗事ばかり言ってくる連中の相手をする必要もない。

俺は人生をやり直せるなら奨学金は絶対に借りない。

俺の人生は、奨学金を介して駄目になってしまったと思っている。