『壇蜜日記』(壇蜜)

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「まだ駆け出しの時でも、丁寧に扱ってもらったことはずっと忘れない。ぞんざいに扱われたことも絶対に忘れないが」

 

「そしてその後、小金持ち男に依存し土下座しながら贅沢出来る環境にしがみついていた暗黒の27歳を過ごした身分で…」

 

「少しばかり疲れていると言っても『遊びみたいな仕事のくせに』と言われると返す言葉がない。この仕事をする前は私もそう思っていたのかもしれない」

 

「給料をあぶく銭といわれる」

 

「『芸能界の椅子、ここが空いてると思った?』私『椅子は自分で作りました。だからすぐ壊れても仕方ないですね』」

 

「好きな女性から誕生日プレゼントを貰った。開けてみると大人のおもちゃが入っていた」

 

「晴れ、と記す資格があるのだろうか。起きたら既に夕方にさしかかろうとしていた」

 

「休みだと言うと仕事が無いのかと言われる。だから最近は休みでも休みとは言わない」

 

「この世界で人間をやっていると『ちょうどよい』という事はほとんどなく、人生の大半はちょうどよさを山の彼方のように探しながら折り合いをつけて生きてゆくのだろう」

 

「今年が終わる。去年よりは儲かったと思う」