東大と法大の野球を観に行ったのこと

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ちょっと前だが5月23日、神宮球場に行った。
1勝1敗で迎える月曜日。
この日の第一試合、勝ったほうが優勝という試合があったらしいが、知らない。
どこの大学とどこの大学の試合だったのか、もちろんどちらが勝って優勝したのかも、今になっても知らない。
俺は六大学の卒業生ではないし、まして東大とは縁がない。
ただ、東大の試合が観たかった。
この日の第二試合。
勝ち点1を賭けた戦い。

ハリさんがアッパレと言ったのか、それとも喝を入れたのか、勝つことが珍しくなくなった東大躍進の原動力はエースの左腕宮台である。
俺はボールの出どころが見にくいとされているフォーム、だからこそ抑えられているのだろうけれど、その宮台が投げる姿を見てみたかった。
俺はかつて、東大野球部の試合を観たことがある。
どこぞの大学のグラウンドを使っての公開試合だったが、東大が守りに費やす時間が恐ろしく長かった記憶がある。
よく打たれるし、守備も甘い。
そして自分たちは打てない。
そんなチームを勝たせる投手が出現したというのだ。
それはもう、大した投手に違いない。

すでに土曜の試合で先発しているが、接戦になれば出てきてくれるのではないかと期待していた。
だが東大は健闘しながらも常に先手を取られる展開で、宮台はブルペンにも姿を見せなかった。
それどころか代打で登場した。
大谷翔平が二刀流なら、宮台康平も二刀流ということなのか。
俺は彼に、さらに興味を持った。
おしまい。