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『成駿伝 孤独の◎は永遠に』(「成駿伝」製作委員会)

「ダービーは、皐月賞で一番いい脚を使った馬を買え」 『1馬』でバリバリ活躍していた頃を俺は知らない。 清水成駿といえば東スポの馬單三國志で、G1の季節の土曜夕刊の一面が指定席のイメージ。 東スポでの連載を開始したのは2002年のことだったという。 俺…

『壇蜜日記2』(壇蜜)

「その男の出身地から察するに寂しがりなのだろう」 「死なないのは偶然だった。母も私も大事な者が死んで居残りのように生きている時期があったじゃないか」 「ここまで子供が苦手な理由は自分が子供だった頃に他の子供とウマが合わず、相手にされなかった…

『サラブレッドと暮らしています』(田村正一)

「別に忘れる必要はないけど、たまに思い出して笑ったり後悔したりするくらいがちょうどええんちゃうか?」 園田競馬の現役厩務員さんが著者のエッセイコミック。 並外れて発情する馬、やたら発情させる若き栗毛馬、男社会を和ませる女性厩務員、すぐ涙ぐむ…

『壇蜜日記』(壇蜜)

「まだ駆け出しの時でも、丁寧に扱ってもらったことはずっと忘れない。ぞんざいに扱われたことも絶対に忘れないが」 「そしてその後、小金持ち男に依存し土下座しながら贅沢出来る環境にしがみついていた暗黒の27歳を過ごした身分で…」 「少しばかり疲れてい…

『沖縄を変えた男 栽弘義 高校野球に捧げた生涯』(松永多佳倫)

アラフォーの俺が小学生の頃だから、相当昔の話だ。 沖縄水産は、甲子園での優勝候補の一角だった。 強豪校の中の一校だった。 優勝は叶わなかったが、2年連続夏の甲子園で準優勝もしている。 何も知らなかった俺は、「沖縄は南にあるし雪も降らないし年中暖…

『ジョッキー』(松樹剛史)

先々週の中京競馬でいい馬券を取って、先週の俺は盛岡競馬場に行った。 競馬から競馬へ。 盛岡駅のさわや書店でこの本を買って、帰りの新幹線で読んだ。 競馬の金で競馬に行って、競馬の本を読みながら帰る。 まったくもって、競馬が好きでたまらないのだ。 …

『ヘタウマな愛』(蛭子能収)

「30年間、いつも俺を支えてくれていた手だ。苦労も、喜びも、一緒に感じてきた手だ。だけど、その手はもう、俺の手を握り返してはくれない。次から次へと涙があふれた。(人間って、こんなにも涙が出るものなんだ)」 「運転しながらも泣けて、泣けて、涙で…

『馬道ひとすじ』(川島正行 2002)

笹塚の古本屋で見つけた。 税込の108円、即買い。 川島正行という人は、元船橋競馬の調教師で、何度もリーディングを獲っていて、アジュディミツオーで海外遠征もしていて、息子の川島正太郎は現役の騎手で「坊ちゃん」とあだ名されていて… というあたりは、…