サウナコア21(東京都江戸川区)

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サウナコア21の最寄り駅は、都営新宿線だけどぼちぼち東京都の匂いが消えそうな船堀駅なんだぜ。

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都営新宿線だけど、終点の本八幡駅は千葉県市川市なんだぜ。

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サウナコア21だけじゃない、江戸川競艇場船堀駅が最寄りなんだぜ。

波が荒くてしょっちゅう中止になって、選手からも「こんなの競艇場じゃねえ」と言われてしまうのが江戸川競艇場

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船堀駅前は空が開けてるんだぜ。

北陸が大雪で大変な中、申し訳なくも快晴の東京。

ただ空気は冬、これは仕方がない。

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そんでもって駅の北口にはタワーホール船堀、無料の展望室があるんだぜ。

高さは地上115メートル。

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夜9時半まで開放されてるから、夜景だって楽しめちゃうんだぜ。

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江戸川区スカイツリーから、本物のスカイツリーを眺めるの巻。

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うろうろしてから、本丸のサウナコア21に乗り込む。

コア21の名前がついたパチンコ屋もあって、マルシンスパあたりと同じ「男のエンターテイメント」を手掛けてる会社なのね。

ホームページでは船堀駅から徒歩1分とのこと。

実際歩いてみたらどうだろう、2分くらいかな…

この店の前に置いてある自転車たちは、パチンコ屋のお客さんのもの。

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タイムサービス料金は3時間1200円、入ってみたら安いと思った。

仮眠スペースあり、wifiも当たり前のように使えてありがたい。

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サウナは100℃、広々20人はゆったり入れるサイズ。

でもロウリュはないみたい。

水風呂はミニプールを名乗って違和感のない大きさ、際立って冷たくはなかったかなあ。

他のお客さんを真似て蹴伸びをしたりして、心持ち長めに入ることでカバー。

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浴室は壁も床も真っ白で、寝不足男の目には眩しかった。

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フェイスタオルは使い放題。

隣の給水機のコップも、マメにスタッフが片付けに来ていてさすがだなと思った。

全般的に清潔感が意識されていて、背中のイラストお断りの健全ムード。

可能なら、次回は息子を連れてきたいと思った。

ここならば大丈夫。

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レストランで800円の生姜焼き定食を。

この日は早朝から働いてたもんだから、ビールは自粛。

帰りの電車で寝過ごす前に、ここから動けなくなってしまうから。

家庭を大事にするサウナ愛好家は、これから保育園へお迎えに行くという使命も抱えているので。

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店内のモニターにはボートレースが映っていて、さすが江戸川競艇場のお膝元。

己れを理解しておりますな。

 

【サウナコア21】

http://www.saunacore21.jp

来世は消防士になりたい

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腹が減ってる気がするんだけど、本当に減ってるのかどうなのか。

ところで今、何時なの?

暗い時間に家を出て、陽の当たらない場所に監禁されてたから、時間の感覚が殺されてしまった。

 

外に出たら案外明るくて、明日が休みであることを思い出して、生姜焼き定食を食べて、帰った。

 

消防士になった友人が「頭も体もどっちも使うから、いい仕事なんじゃないかと思って」と話していたのを思い出した。

そうよ、大事よ、バランスって。

監禁されて仕事もしといてって、そりゃ無理よ。

来世は資本家の家系に生まれたい。

場合によっては消防士になりたい。

 

サウナニュー大塚(東京都豊島区)

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大塚駅前には都電荒川線が走っている。

大した仕切りもなく駅前の風景に溶け込んでいるもんだから、酔っ払ってシングルアームパンタの路面電車に突っ込む歩行者もいるんじゃないかと思うけど、どうなんだろう。

線路に沿って早稲田方面に歩いていくと、次の向原駅の手前にサウナニュー大塚はある。

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有馬記念湯。

2月には中山記念湯。

今度はどの馬が中山記念をステップにドバイを目指すのだろうか。

ここは大塚だから、記念湯は460円で入れる銭湯。 

1階に記念湯、2階にサウナニュー大塚があるビル型温浴施設。

サウナニュー大塚は入浴料1000円。

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入り口はひとつ。

サウナニュー大塚に行きたい人も、記念湯の入り口で料金を払って2階に上がってくださいな。

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彫り物入りの方がたくさん。

ここのところ、ひろいサウナ→竹の湯と彫り物不問の施設をまわっているせいか、自分の感覚が麻痺してきた感もあって、なんだか背中が白い人は素っ気なくてつまらない。

「新宿にもサウナあるけえ」

「けんどあそこは砂漠みたいじゃろ」

なんてやりとりがお仲間同士でされていて、これは新宿のAKスパの話だよね。

確かにAKスパのサウナのほうが乾燥してる。

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サウナは100℃から110℃をキープ、ガス遠赤外線ストーブと直立して向かい合ってメンチ切られてる気分になるレイアウト。

水風呂は20℃程度で特に個性は感じられず。

これは開いて大丈夫か…と思わせる扉があって、その向こうには洗濯機とトタン屋根が見える外気浴スペースがある。

生活感があるというか、洗練とは無縁というか、都心のビルを夜景として楽しむマルシンスパとは対極の外気浴スペース。

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「ほいじゃ、これから仕事じゃけえのお」

さっきサウナでAKスパの話をしていた人は出勤していった。

どこへ?

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一応「不審者の入場お断り」とは書かれている。

ここでいう不審者、なかなかハードルは高いかも。

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軽く飲んで帰ろう。

路面電車に突っ込まないように気をつけよう。

そんじゃまた明日、サウナ室で会おう。

幸せな人生を生きてやる

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出張、といっても半ば厄介払い。

人事異動の対象だ、さあ今月だ来月だと言われながらなかなか発表されない俺の行く末に、周りが面倒くさくなっている。

そこには全然俺の意志は関わっていないのに、あっという間に嫌われ者。

さっさと出て行け、嫌ならお遣いにでもいってらっしゃいってか。

お前らの顔と名前、しっかりと覚えておくからな。

そんでもって明日も出張だ。

 

なかなか行かない店で昼メシ食ったり、帰りにサウナ寄ったり、まあ楽しんでもいるんだけどさ。

楽しまなきゃやってられない。

 

明日もまた楽しんでやる。

お前らより幸せな人生を生きてやる。

竹の湯(東京都新宿区)

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大江戸線牛込神楽坂駅から歩く。

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静かな東京を歩くのは大好きなんだけど、神楽坂に差し掛かると急に賑やかになって戸惑う。

考えてみれば賑やかで当然の場所、だけどこのあたりを想定できてないのがエセ東京人。

都心に来ると土地勘が薄い。

東京攻略、一生もののテーマだな。

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原作に忠実に再現してみたら、可愛いげに欠けてしまったコボちゃん像。

府中にも明らかに植田まさしタッチで描かれた、雀荘の看板があったな。

植田まさしの絵は、子どもよりおじさんに訴えかけるものがある。

結局は。

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こうして夕方の新宿を散歩していると、銭湯の裏口に行き当たる。

ここは正々堂々乗り込みたいから、正面にまわり込む。

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新宿区改代町2、竹の湯。

銭湯の料金は460円、サウナ料金だと900円。

大胆だな、と思ったが入ってみて理解した。

ここのサウナ、確かに金取る価値あるわ。

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サウナ室、室温計は126℃。

室温計はサウナストーブの前、そして高めの位置。

高い温度が計測されそうな場所に掛かっているのは確かだが、それにしても熱い。

常連さんは2リットルのペットボトルを持ち込んで、ガバガバ水分補給しながら汗を流している。

雑誌持ち込み可で、置かれていた週刊文春を持って入ったが、相撲協会の闇について読み終わる前に表紙が熱くて持っていられなくなった。

気づくと手首にはめていたロッカーキーが、火傷しそうな勢いで熱い。

熱いサウナは好みだが、熱ければいいというものでもないと思ってきた。

しかしここまで突き抜けて熱ければ、これはもう全面降伏。

サウナについてやれセッティングが、セルフロウリュが、などと思いを巡らせてきた時間がなんだか遠く思えてきた。

そろそろ熱さにやられてきたのかもしれない。

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好みのサウナを探しながらいろいろな土地を回ってきたが、新宿にこんな熱いサウナがあるとは。

物事はこんなものなのかと、虚を突かれた思いがした。

ダイヤモンドは足元にも転がっていたりするものなのだと、つくづく。

今日からよく足元を見ながら歩こうと思う。

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水風呂も太い配管からドバドバと水が流れていて、おそらく15℃くらいの爽快感満点。

サウナ料金不要の「森林浴」と書かれたスチームサウナ、電気風呂もあって銭湯としても充実した内容。

本当に、こんな銭湯が新宿にあるなんて…

世界は広いのか狭いのか分からなくなってきた。

いよいよ本格的に熱さにやられてきたか、と思ったらしばらく独占状態でサウナ室に出入りがなかったせいか、室温計は134℃を示していた。

こりゃ、やられたわ。

 

【竹の湯】

http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-321