わたらせ渓谷鐡道 足尾方面(前編)

f:id:tsumetaimizuburo:20170910215054j:image

ここは相老駅です。

相老駅群馬県桐生市にあります。

地名としては「相生町」なのですが、山陽本線相生駅があるために、同じ駅名が重なることを避けたい当時の国鉄によって相老駅ということにされてしまいました。

「愛追」駅では駄目だったのでしょうか。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910215558j:image

早朝の浅草から遅い特急りょうもう号でやってきた私は、この相老駅でわたらせ渓谷鐡道に乗り換えました。

今日は写真が多いのでどんどん進めます。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910215806j:image

真ん中の神戸は「ごうど」と読みます。

水沼・神戸・足尾方面とありますが、終点は間藤という駅です。

読めない?

「まとう」と読みます。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910220102j:image

そんで、早速乗車して水沼駅に。

この駅には水沼温泉センターという施設が、というより駅そのものが温泉施設です。

600円、一日フリーきっぷの利用者なら2割引の480円でサウナ付きです。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910220413j:image

合言葉は「業務用サウナから家庭用サウナまで」、北欧サウナ株式会社製のサウナでした。

本社は桐生市にあるらしいのですが、現存してるんでしょうか?

郷土のサウナメーカー、バリバリ営業していて欲しいのですが。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910220648j:image

そうです、私も群馬県産です。

群馬と栃木の位置関係くらいは覚えて帰ってくださいね。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910220815j:image

どんどん進んでいきます。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910220906j:image

さらに進んでここは通洞、足尾の街の中心地です。

足尾銅山観光をご希望の方はこの駅を下車、徒歩5分です。

ロッコに乗って、昔の銅山で働く蝋人形さんをたくさん見られるやつです。

一度は行ったほうがいい、私は三度行ったことがあるので今回は寄りませんでした。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910221233j:image

足尾の街を歩いていると、空が暗くなってきました。

気分だけの問題じゃない、山の天気は変わりやすいのです。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910221413j:image

だいぶくたびれてます。

いや、私よりも街が。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910221530j:image

朽ち果て方にもいろいろありますね。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910221637j:image

足尾銅山そのものは昭和48年に銅山としての役割を終えています。

その後は銅の精錬、最近はリサイクル産業を中心に工場は稼働しているとのことです。

f:id:tsumetaimizuburo:20170910221938j:image

ひとつの記事に使う写真数に限度があるのかどうかは知りませんが、どこかに限界はあるでしょう。

人が作ったシステムですから。

一旦ここで区切ります。

以下は書く気があったら後編へ。

 

 

川崎競馬場で逢おう

f:id:tsumetaimizuburo:20170908233426j:image

中野省吾。

札幌のWAJSでは勝利は挙げられなかったが、馬券には絡んだ。

競馬場では頼りになる騎手には違いないが、その言動には少々危うさも感じる。

25歳のこれからを眺めていく。

f:id:tsumetaimizuburo:20170908234056j:image

こちらは昨日、園田競馬場で今年100勝目を挙げた61歳なりたてホヤホヤ。

今日はもう川崎競馬場で騎乗している。

御神本が戻ってはきたものの、今のところ開店休業状態。

的場文男、第二の全盛期はまだ続いていきそうだ。

f:id:tsumetaimizuburo:20170908234452j:image

ナイター競馬は、陽が落ちてきてようやく本番。

空が開けているから、美しい黄昏時を味わえるのが競馬場の魅力。

f:id:tsumetaimizuburo:20170908234656j:image

蝉の声は聞こえなくなったけど、半袖で大丈夫。

ビアガーデンも賑わって、川崎競馬場はまだ夏のまま。

内馬場ではたくさん子どもたちが遊んでいるし、いつからこんなに健全ムードいっぱいの競馬場になったのだろう。

大雨のナイターで、ホクトベガがぶっちぎって勝ってた頃はまだそうではなかったと思う。

f:id:tsumetaimizuburo:20170908235156j:image

馬券はさっぱり、と言えばいつもと変わらないのだが、今日は10レース11レースと連続して三連単的中で黒字確保。

こんなことが起こるなんて、太陽フレアの影響だろうか。

f:id:tsumetaimizuburo:20170908235418j:image

まあ太陽のことはよく分からないんだけど、今日は月がきれいだった。

月がきれいな夜にシンゲツが走って10レースで2着、高知競馬で一生懸命走っていた馬だから当然買っていたわけで、ありがたや。

f:id:tsumetaimizuburo:20170908235806j:image

そんでもって11レース「伊勢原観光道灌まつり杯」、真島ドリームキングをぎりぎり差して高配当を演出してくれた張田ドンナディヴィーノの表彰式。

両端のお姉さんの衣装にどことなく川崎な雰囲気を感じる。

ロッテオリオンズ川崎球場でも、花束贈呈に出てくるようなお姉さん、微妙な衣装だった記憶がある。

f:id:tsumetaimizuburo:20170909000611j:image

田倉の予想がお休みだったのが寂しかったな。 

レインボー 新小岩店(葛飾区)

f:id:tsumetaimizuburo:20170906211542j:image

浴室の真ん中に堂々と、8の字型で水風呂2つ。

これを見たらもう本当にサウナの店なんだなあ、と思える。

サウナ室は広々3段の造り、最上段は100℃近い。

そんなところで16時のロウリュが始まってしまったもんだから、もはや「参りました」と頭を下げて水風呂で感想戦がしたくなる。

ロウリュはふたりの熱波師さんが、トークを織り交ぜつつ攻めてくるスタイルでした。

f:id:tsumetaimizuburo:20170906212422j:image

サウナは他にも低温とミスト。

2つの水風呂は17℃と25℃の使い分け。

冷やしシャンプーが本当にクーラーボックスに入れて冷やしてあったりとか、遊び心を含みつつ細部まで行き届いた印象。

これ、きっとスタッフも施設使ってるよね。

自分で使いながらああだこうだ思ったことを反映していかないと、こんなに細かい仕上がりにはならないと思う。

f:id:tsumetaimizuburo:20170906213222j:image

新小岩といえば、中山競馬場で負けた帰路に一杯やっていく場所でしかなかった(中山では勝った記憶が出てこない)。

今度は負けても、レインボーに寄ってサウナ入って頭切り替えてさあ来週!にしよう。

負けること前提の時点でもうあれなんだけど。

f:id:tsumetaimizuburo:20170906213709j:image

第三日曜日が「熱波DAY」ということでやたらめったらロウリュしてるらしいので、次はそこんとこを狙って来ようと思う。

競馬で熱く、ロウリュで熱く、水風呂でようやくクールダウンする頃にはもう来週に向けた戦いが始まっている。

再来週には中山競馬場で「レインボーステークス」もあるらしい。

 

【レインボー 新小岩店】

http://rainbow-sinkoiwa.wixsite.com/5122/plan

多摩センターの朝8時くらい

f:id:tsumetaimizuburo:20170904223051j:image

いつものように家を出て、京王相模原線区間急行下り列車に乗っていると妻から電話。

そして京王多摩センターから折り返す羽目になる。

小さな子がいると、パパも色々あんのよ。

f:id:tsumetaimizuburo:20170905084845j:image

仕事溜まってるんだけど、しかしこれが俺の選ぶべき道なのは自明だ。

家族がいなかったら、勤め人なんかやれてない。

浮き草のなんちゃらで生活できているようならマシ、おそらくは路上生活上等、本当に自分を大事にできない人間なんだ俺は。

子どもはしっかりと自尊心を持った子に育てなければ。

往々にして親が力むと子どもは道を逸れていくものだが、この部分だけはなんとか。

f:id:tsumetaimizuburo:20170905085400j:image

そんでもって、妻からの電話は子どもが風邪っぽいので病院に連れていって欲しいとのこと。

行きますよ、もちろん。

今年は休暇使い過ぎだが、親も子も生きるため。

f:id:tsumetaimizuburo:20170905085544j:image

上り列車で帰ろうとしたら、人身事故がありましたので少々お待ちください状態。

ここは多摩センター、多摩都市モノレールで立川から回り込んで帰る手もあったが、こういう時は経験上運転再開を待ったほうが早い。

他のお客さんがモノレール乗り場に殺到してたのも、こうしてしばらく多摩センター散歩を選択した理由。

f:id:tsumetaimizuburo:20170905085854j:image

病院は、午前中のうちに連れていけばいいだろうしさ。

f:id:tsumetaimizuburo:20170905085951j:image

こんなところにブルゾンちえみ、24時間花壇。

正直どういう芸風の人なのかよく分からないんだ。

最近の俺はサウナでしかテレビを見ていないから。

f:id:tsumetaimizuburo:20170905090210j:image

ベネッセって、結局何かダメージがあったのだろうか?

PCデポだって、どこの店舗も同じように営業を続けているように見える。

テレビを見てなくても、そういうことは知っている。

正義って、何?

f:id:tsumetaimizuburo:20170905090641j:image

お願いだから教えてよ、正義を。

教材買ったら書いてあります?

f:id:tsumetaimizuburo:20170905090917j:image

ヤギが除草するヤギレンジャー。

多摩ニュータウンはやはり高齢者の比率を高めつつも、2025年あたりまでは人口増が続いていく推測らしい。

ヤギが人を凌駕するには、まだまだ。

あと2年の話

f:id:tsumetaimizuburo:20170903220126j:image

千葉ロッテマリーンズの前身の前身の前身くらいだろうか。

ミサイル打線」の大毎オリオンズで中軸を打っていた榎本喜八

神様仏様の稲尾和久は彼を抑えるためにフォークボールを覚え、彼に対してだけ投じた。

偏屈者の野村克也でさえ「あんなに恐ろしいバッターは見たことがない」と今も昔も同じように語る。

しかし彼の現役時代、特に晩年は奇行が目立ち苦しんでいるように見えたという。

通算2314本の安打を放っているが、名球会には入っていないところにも落合博満とは別種の何かが表れている。

変人として、時に嘲笑の対象として語り継がれていることに、現役時代の彼を知る人は憤っていた。

貧しい家庭で育った彼は家族を養うために現実と戦い、思うように上がらない年俸や肉体の衰えに怒りや焦りや不安や悔しさを感じる、そしてそんな感情を時に抑えられなくなる、本当は一人の父親に過ぎなかった。

f:id:tsumetaimizuburo:20170903222115j:image

新宿の殺し屋と呼ばれた小池重明

プロになることは叶わなかったが、死の直前まで将棋を打ち続けた「将棋の鬼」。

元来そういった素養を抱えた人間ではあったにせよ、彼が本格的に道を踏み外したのは、生まれたばかりの子どもを失った経験以降のことだった。

f:id:tsumetaimizuburo:20170903222836j:image

何かと抱え込んじゃうのよ、三十代って。

案外しんどいのよ、三十代って。

それでも生きていく、三十代。

 

今日、38歳になった。

三十代はあと丸2年。