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折笠豊和の単勝馬券

競馬

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金曜日、記念すべき第1回のプレミアムフライデーを勝手に朝から実行し、仕事をお休み。

プレミアムフライデーって、来月もまたあるの?

というわけで浦和競馬場へ。

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先日引退した折笠豊和騎手の展示コーナーがあると、「田倉の予想」のブログにあった。

これが見たかったのが、浦和競馬場にやって来た理由。

間もなく40歳の通算4勝ジョッキー、いかにも手作りの展示コーナー。

彼が素朴に愛されていたことが伝わってきて、いい。

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この日、前走まで折笠が乗っていた馬に國分祐仁が跨っていた。

27歳だが通算20勝を何とか超えたくらいの騎手。

もしかして今後は富田厩舎の主戦を務めたりするのだろうか。

代表レースの印象も何もない國分だが、以前は小久保厩舎に所属していたこともある。

富田厩舎、どうだろう。

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かつて、相当かつての話だがスポーツニュースで元ホエールズ戦士の高木豊が「スランプになると人間性まで否定されるようになるんです。それが辛い」と語っていたことを覚えている。

実力の世界だから実力のある人間が実力を発揮して生きていくのは正当だが、それは本来の人間性とは別の話だ。

本来は。

しかしやはり実力ある人間は否定されにくいというか、人間性まで含めて最上のプレーヤーのような評価をされることが多い。

イチローなんか、手のつけようがないくらい嫌な奴のように思えてしまうのだが…

しかしイチローは成功者で、あの分かりにくくてつまらないコメントもどうしてか好意的に解釈してもらえたりする。

逆もまた真なりで、成績の上がらない選手のことをわざわざ「でも彼はいい奴なんです」なんてそんなコメントをしても、だからどうしたで終了だ。

折笠もきっと、勝てないことで勝てない以上に悔しい思いをしたことがあったと思う。

理不尽に。

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 「これからも浦和競馬と地方競馬をよろしくおねがいします!」

と、いかにも折笠のイメージに合った文字。

偉い男だ、折笠豊和

去りゆく世界に、こんなに温かいメッセージを残していけるなんて。

少なくとも、恨み言ばかりを残して転職した俺より絶対に偉い男。

次に選んだ道は飲食業だという。

俺は折笠の第二の人生の単勝馬券を買う。

こんなに温かい男の成功を祈らなくてどうするんだという話。

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折笠の店、絶対に行くから。

店を出せなかったら、浦和競馬場よさこいみたいなメイクしたおばちゃんに混ざって揚げ物出してくれてもいい。

今まで、お疲れさまでした。

これからは、とにかく幸せになってくれ。

中年になっての再スタートはしんどいものだが、折笠の場合、これまでのどんな騎乗馬よりも勝ち目がある戦いなんじゃないかと思う。

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どうでもいいけど、この日の馬券は全然ダメでした。

いつもと同じか。

そんじゃ、また。

忘れられた父親

日常

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2月に入ってから、4歳の息子と会っていない。

 

夫婦不仲で妻が子どもを連れて実家に帰ってしまって…というわけではなくて、実家に帰ってはいるのだけれど、里帰り出産のため。

順調にいけば、順調にいってくれるはずだが、来月の今頃には家族がひとり増えているはず。

 

息子も最初は「パパに会えないのは寂しい」とか、東京に居残る父を気遣うようなことも言ってくれていたらしいのだが、最近は田舎の環境を伸び伸び楽しんでいるらしい。

父親に似ることなく、相変わらず適応力の高い男。

それでいい。

「パパの顔忘れた」とも言いだしているのだとか。

これもまた、それでいい。

君が楽しんで毎日を生きてくれているのなら、それでいい。

父親は家庭の裏方だ。

 

ところで俺は、自分の父親をパパと呼んだ記憶がない。

フェブラリーS予想

競馬

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ベストウォーリア

7歳以上は苦戦するレースであること、マイルでは特に詰めの甘さが顕著になる馬であること。分かった上で「覆せ!」と言ってやりたい。元々使い込むローテーションを取ることが多いダート馬だが、この馬は休養後に根岸Sを叩いてのフェブラリーSと狙いが明確であることに好感。ビッグタイトルを獲ろうと思えば、ここが最後のチャンスかもしれないぞ。乾坤一擲、突き抜けろ!

 

○モーニン

近走の負け方がとも言われるが、G1チャンピオンズCでコンマ5秒差7着だったら仕切り直しで頭は充分に考えていいレベルの、そもそも去年の覇者。ムーアさんも金は持ってるんだろうが、もっと欲しいから日本まで乗りに来てるんだろ。ああ、◎も○も石坂厩舎。意識してなくて今気づいた。

 

ゴールドドリーム

休んだ後に武蔵野S→チャンピオンズC→ゆったり間隔でフェブラリーSの流れはモーニンと同じで、ここでは理想的なローテーションと言える。東京マイルのワンターンが合うという話はコース実績を見れば分かるが、前走12着が負け過ぎ。チャンピオンズCの後は「G1で人気するのは時期尚早」の雰囲気だったことも覚えている。それでも押さえたいが、勝ち切るまでは想定しない。

 

△カフジテイク

追い込んで届くとこまでのお仕事。前走で鮮やかな勝ち方をした馬の条件変わりは、買う勇気が必要になる。前哨戦はもっとナマクラな競馬してくれたほうが、上がり目に期待して買いやすくてありがたいのだが…

 

ノンコノユメ

追い込んで届くとこまでのお仕事パート2。去勢後は上がり最速を記録することもなく覇気がなくなったと言われているが、それでも追い込んできてはいるので、東京コースも実績あるし、ルメールだし、ヒモには。

 

アスカノロマン

本来相性のいい東海Sからの転戦。上積みの見込めそうな使われ方ではないが、「追い込んで届くとこまで」の馬に出番がない展開になった場合、この馬の「前行ってどこまで残れるかのお仕事」が生きる可能性あり。

終着駅は西寒川駅

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土曜日の午前中を働いて、午後からの週末モード。

半ドンってやつですな、もちろん本当は一日休みたかったんだけど。

その午後は相模線で寒川へ。

上の写真は寒川駅にほど近い「大門踏切前」の交差点。

踏切の向こうは寒川神社の参道。

そしてこちら側にはかつての「西寒川線」の跡が。

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一之宮緑道という名の遊歩道になっている。

この幅がいかにも鉄道廃線跡

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レールと車輪のモニュメントも。

通称西寒川線は、相模線の寒川駅から分岐して西寒川に至る、たった1.5キロの相模線の支線だった。

まだ相模線をタラコ色の気動車が走っていた昭和59年に廃止されている。

旅客扱いは一日僅か4往復、元々は相模川からの砂利運搬のために敷かれた路線だった。

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もう少し西寒川方面へ進んでみると、レールがそのまま残されている。

名編集者にして鉄道作家で歴史作家の宮脇俊三の名著『時刻表2万キロ』の中にもこの路線を乗り潰すシーンが描かれているが、たった2ページ弱。

まあ1.5キロ、乗車時間4分ですからね。

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「私が茅ヶ崎で降りて『西寒川線』に乗りに行くと言うと、彼はそんな線は知らないと言う」

茅ヶ崎駅前からタクシーに乗ったが、運転手は西寒川駅の所在を知らないらしく、地図を用意しなかった私を当惑させた」

茅ヶ崎の町を抜けて10分も行かないうちに運転手が、『あれらしいな。なんだ日東タイヤの裏か』と独りごちながら車を停めた」

「なるほど、ディーゼルカーが3両、叢のなかの野ざらしのホームに停まっている。こういうところで見ると3両でも長々と横たわっている感じで、八岐大蛇のようでもある」

「きいきいと車輪を軋ませながら右へ右へとカーブして、左窓からさしていた西日が右窓に移動すると、もう相模線の本線に合流して、寒川駅の構内に入った」

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宮脇先生は西寒川から乗ったんだ。

そりゃ乗り潰しのためだったら、タクシーでもなんでも使わんと。

なにせ一日4往復。

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遊歩道の途中の信号にも、なんとなく踏切の雰囲気。

ただ廃止されたのは30年以上前。

周りは新しい家ばかりで、西寒川線が走っていた頃ここは道路だったのかどうなのか、それも分からない。

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こうして薄っすらと、鉄道の雰囲気を出してくれてるのは嬉しい。

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線路跡の脇にいい幅の空き地があったりすると、側線があって貨車が停まっていたんじゃないかとか、勝手に想像力が働き出す。

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終点、西寒川

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運転手いわく、日東タイヤの裏にあった西寒川駅。

日東タイヤは今も日東化工の名で、寒川町に本社を置く企業として存在し続けている。

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一度、来てみたかったんだ。

友人から「あの辺り行ったらとりあえず食っとけ」と言われていた、大正麺業の味噌ラーメンも食べた。

あの店、餃子も大きくて美味しそうで今度は絶対注文しようと思った。

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そんな話があったなあと思う。

寒川町は、今でも新幹線駅が欲しいのかな。

サウンドトゥルーの落としどころ

競馬

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フェブラリーSに出走するサウンドトゥルー

主戦の大野が騎乗停止を食らってしまったサウンドトゥルー

いつまで経っても鞍上未定のままだったサウンドトゥルー

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フェブラリーSの日、9レースに組まれているヒヤシンスSに大井からの遠征馬がいる。

この馬に乗る地方競馬の騎手は、この日に限って東京の他のレースにも騎乗する資格ができる。

ここに的場文男を据えてサウンドトゥルーにも騎乗する形になれば面白い…とか、勝ちに行くなら先週も東京で乗ってた吉原だろう…とか、地方の騎手が起用される可能性も囁かれていた。

囁かれていたのはツイッターのTLだけど、サウンドトゥルーの鞍上予想で1レース成立しそうな勢いだった。

俺はそうなればいいけど、そう簡単にそうはならないんだろうけど、やっぱりそうなって欲しいなんて、そんなことを思いながら昼メシのざる蕎麦を食べていた。

このところ使い詰めのサウンドトゥルーは切って妙味の馬だと思っているのだが、下手に応援したくなる騎手が乗ることになると扱いが難しくなる。

とかくG1の馬券には情が入るから、的場文男が出てくるなんてことになったら選択肢はない。

単勝買って応援するしかないだろうよ。

 

結局、サウンドトゥルーフェブラリーS柴田善臣に。

応援したい騎手ではあるのだが、切って後悔する騎手ではない。

善臣先生にはダービーで頑張ってもらおう。

去年は連軸に据えれば3着で馬券の相性が悪かったサウンドトゥルーだが、もうこのフェブラリーSでは買い目に入れない。

あれ、フラグ立てちゃったか?